こうして彼は、その顔を自分の国の要害に向けるが、彼はつまずき倒れて消えうせるでしょう。
王は再び国へ引き返すが、途中で災難に会い、姿を消す。
北の王は自国の城塞に帰るが、そこで失墜し、倒れて消えうせる。
彼は夢のように飛び去って、再び見ることはない。 彼は夜の幻のように追い払われるであろう。
彼は力ある者をも調べることなく打ち滅ぼし、 他の人々を立てて、これに替えられる。
わたしのあだ、わたしの敵である悪を行う者どもが 、襲ってきて、わたしをそしり、わたしを攻めるとき、 彼らはつまずき倒れるであろう。
わたしは悪しき者が勝ち誇って、 レバノンの香柏のようにそびえたつのを見た。
しかし、わたしが通り過ぎると、 見よ、彼はいなかった。 わたしは彼を尋ねたけれども見つからなかった。
地は酔いどれのようによろめき、 仮小屋のようにゆり動く。 そのとがはその上に重く、 ついに倒れて再び起きあがることはない。
足早き者も逃げることができず、 勇士ものがれることができない。 北の方、ユフラテ川のほとりで 彼らはつまずき倒れた。
わたしはあなたの終りを、恐るべきものとする。あなたは無に帰する。あなたを尋ねる人があっても、永久に見いださないと、主なる神は言われる」。
そのころ、この女の根から、一つの芽が起って彼に代り、北の王の軍勢にむかってきて、その城に討ち入り、これを攻めて勝つでしょう。